日産プレサージュの、雨漏りの修理です。
リヤゲートの上の方から雨が落ちてくるとのことです。
最初は、すでに新車登録から12年たっているので、ゴム類(ウエザーストリップ等)が劣化してしまっての雨漏りなのかなと思っていました。
とりあえずホースで水をジャブジャブかけてみると、ウエザーストリップからではなく、ゲートのガラス近辺からポタポタと水が落ちてきます。
内張りを外して再度水をかけてみます。
このサビが出ているところから水がしみ出てきます。
ここまでサビが出ているということは、最近になって水が回り始めたのではなさそうです。
良く見てみると、スポイラーの取り付けの周りから水が浸入してきているようです。
クリップ類を外してみると、クリップのパッキンがすべてボロボロに劣化してました。
スポイラーの取り付け部をすべてテープでふさいで水をかけてみると、雨漏りは止まりました。
今回のような、スポイラーの取り付け部からの雨漏りというのはあまり経験がなかったのですが、良く考えてみればあたりまえの症状なのかもしれません。
何かの取り付け部から雨漏りがすることもあれば、ガラスの接着部から雨漏りすることもあります。
漏っている場所が特定できればきちんと止めることができますが、きちんと特定できない状況で漏っている所をふさぐだけの修理をしても、その時はいったん止まるかもしれませんが、また漏ってきてしまう可能性が高いです。
雨漏りがしてしまっている方は、早めに近くの鈑金屋さんに相談されることをお勧めします。
【担当者の一言コラム】
お車のトラブルは板金塗装で修理を行うキズ・ヘコミだけではなく、例えばヘッド・テールのライトや、ルーフアンテナなどの故障・破損なども該当します。
椿自工では、お車の修理を包括的に行っておりますので、お車に関するお困りごとがある際は、何でもお気軽にご相談ください。