レガシィの、リヤゲートガラスの交換です。
駐車場でガラスを割られてしまったそうです。ゲートやボディに傷やヘコミみを作られなかったのが、不幸中の幸いでしょうか・・・
普通に考えれば、自動車専門のガラス屋さんに電話をして、新しいガラスをつけてもらえば作業完了です。ガラスが割れているだけですから。
しかし、 レガシィーのリヤゲートガラスは、非常に高いんです。
ガラスのみの定価で、77,000円以上してしまいます。工賃を含めると、定価で10万円を 超えてしまいます。
これはお客さんも、痛いです。まるで泣きっ面に蜂です。
出来るだけ安く済ますにはどうすれば良いかと考えまし た。
通常であれば、リヤゲートの同色中古でガラスの色も同じものを探して取り替えてしまえば良いのですが、今回はそれが無理でした。
このお車のカラー番号が、「11K」と言うカラー番号です。
このカラー番号の中古リヤゲートが見つからないのです。
似たような色でも、カラー番号が違うならば、当たり前ですが色は違います。
それならばと考えたのが、同じガラスを 着けている一番安いリヤゲートを仕入れて、そのガラスを外して移植するという方法を提案。
お客様と打ち合わせの結果、中古の リヤゲートからの移植に決まりました。
部品代と全ての作業を含めても、55,000円でした。
工賃は、中古部品からの外し作業もあるために通常よりは高くなってしまいますが、
ガラス代を考えると部品の仕入れが安いために、最終的な請求金額は定価の約半額でした。