マークⅡの、フロント回りの修理です。
中古部品を使った修理の紹介です。
年式も古く、あとどのくらい乗るか分からないから、出来るだけ安く直したいという意向です
ボンネットは同色の中古部品を探して、ヘッドライト左右も中古部品。
コアサポートは板金修理で、塗装はしません。
フロントバンパーも傷は残りますが、そのまま使えるので取替はしません。
ボンネットがくの字に曲がっています。
また、コアサポートと言う骨格の部分も変形しています。
コアサポートと言うのはこの部分です。
実際は、こんな感じになってます。
ちょっと写真では分かりづらいかもしれませんが、かなりエンジン寄りに、前から後ろに曲がっています。
このコアサポートが正確に寸法が出ていないと、ボンネットが閉まらなかったり、ライトを取り付けることが出来なかったりします。
仮にライトを取り付けることが出来たとしても、ライトが正しい位置に取り付いていないために、車検のときにライトの光軸が出ず、車検をパスすることが出来ない可能性があります。
ボンネットを取り替えて、コアサポートとの兼ね合いや左右フェンダとのチリをチェックします。
コアサポート等の寸法が出たら、ヘッドライトと外したバンパを取り付けて修理完了です。
今回は、左右ヘッドライトとボンネットを中古部品に取り替えて修理をしています。
ボンネットは同色の中古部品です。塗装はしてません。
このような修理方法は、街の鈑金屋だからこそ出来る(やる)ことかもしれませんね。ディーラーではやらないと思います。
今回の修理費用は、約8万円でした。
(金額は、今回の修理費用です。車種や塗装の種類、修理内容によって、金額は変化いたします。)
お客様には、大変喜んでいただけました。