新しいCクラスのフロントバンパ修理です。
下の面をこすってしまっています。
白っぽくなっているところが、傷をつけてしまったところです。
バンパを外して直していきます。
傷を削り落として、
サフェーサーの塗布。
塗装が完了しました。
写真では分からないと思うのですが、実はこのバンパの塗装はごく一部しかしてません。
赤く囲った部分のみです。
まだ車が非常に新しいことと、損傷箇所が下の面であること、出来るだけ費用をおさえたいとの希望から、このような修理方法を選択しました。
どの車もこのように出来るわけではなく、このようにある程度ハッキリとしたラインで囲まれているということが条件になります。
取り付けて完成。
キレイに出来ました。
このようにバンパは外しますがバンパに付属している部品は最低限の部品だけ外せば良いので、時間短縮になります。
時間短縮になるということは、それだけ工賃も安く済むということです。
最近のバンパは、それほど面倒くさくなく外すことができるバンパが多いです。
外す方が作業がしやすいので、結果的には時間も短く仕上がりも良いということになることが多いです。
そうなると外さずに作業をすることのメリットというのが、どれだけのものなのかと考えてしまいます。
お 客様からの「安くしたい」という言葉にたいして、「では、バンパは外さないで作業します。」と言いたい気持ちは分かるし僕自身もそのように答える時もあり ます。外すのが大変なバンパで、なおかつ外さなくても作業が難しくない損傷の位置であれば、バンパを外さないという選択もありでしょう。
当社では、お客様の満足度が高くなる修理を目指しています。
ほんの数千円の差で仕上がりが大きく変わるのであれば、お客様はどちらを選択するのでしょうか?
車種にもよりますから一概にはもちろん言えませんが、お客様とじっくり話すことが出来なければ、鈑金屋の都合で作業が終わってしまうことになりかねません。
いつも思うことですが、お客様との打ち合わせが大事です。
ちなみに今回のような修理の費用は、2~3万円です。
(金額は、あくまでも目安です。車種や塗装の種類、修理内容によって、金額は変化いたします。)
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【担当者の一言コラム】
お車の故障個所を修理するにあたって、通常は新品の部品を用いて施工が行われます。
しかし、修理費を抑えたいという方や、次の車検の際にお車の買い替えを検討されている方にとっては、あえて新品の部品を選ばず、中古の部品でも良いというお考えに至ることも珍しくありません。
椿自工では、中古部品を用いた修理対応も行っておりますので、ご希望がある際はお気軽にお申し付けください。